2008年4月29日火曜日

完走後の総括

車で送ってもらう途中、一緒に乗っていたランナーがすごい人だとわかった。

今回の100kは女性でトップ。
さらに過去250k、500kのウルトラマラソンでも優勝しているらしい。

ウルトラマラソンって100kだけだと思ってた自分にとってなんじゃそれは、の世界でそんな距離を人間が走れるの??という感じだった。見た感じ普通のおばさんに見えるが恐るべしウルトラマラソン。

その人達と話してわかったことは、この熊野の100kは他の大会の100kより上り下りが多くてきついとのこと。

マラソンはじめて半年で100kを走るなんて信じられないという反応だった。しかも、13時間を切って完走することはすごいらしい。

20代はほとんど参加しないから今から練習すれば、すごくのびると期待のホープやなみたいに言われた。

お世辞が半分はあると思うが、そう言われて悪い気はしない(笑)。

話していて自分と似たタイプの人やなと思った。普通の人が聞いたらアホやなそんなことやめときと言われるようなことを平気でやってしまえる人だ。

だから、似たタイプの自分が聞くとおもろいことやってるなぁおばちゃんと思ってしまう(笑)。

でも、100kを走る人だから考えてることがとてもシンプルで行動に移せている感じは自分は好きだなと思う。

100k走るのに何が必要かって考えるとあんまりない気がする。いろんなものを持って走れないし、余分な肉も練習過程で落としておかないと100kなんて走れない。頭の中だってあれこれ考えていたら、100kのスタートラインに立つことさえためらってしまうだろう。本当に必要なものって完走するんだという気持ちぐらいじゃないのかな。だから、走ることで本当に大事なことが何か見えてくる。今悩んでいることについても。

おそらく、100kマラソンに参加する人で健康のために走っていますと言う人はいないだろう(笑)。100k走ること自体、明らかに健康的でないし。

故障してても走る人がいるし、故障して治してからまた走る人もいる。50や60を過ぎて自分の限界を試していると言っている人の話を聞いて、目がしらが熱くなる。そういう生き方が素敵やなと思う。自分がその年齢になって同じセリフを言えるだろうか。

少なくとも、ゴルフと株と健康の心配ばっかり話しているおっちゃんにはなりたくない。

たぶんならないと思うけど。

前日、深夜に熊野に到着し、明け方から12時間走り、ゴールして休む間もなく最終の特急に乗って神戸に着いたのが22時半だった。ホンマに走るためだけに勝浦に行っただけだった。マグロを食べたり温泉にも入りたかった(笑)。

でも自分の限界を広げる経験ができたことは貴重な経験だった。それにこの一日のことは一生忘れないと思う。


最後に思い出した言葉がある。

「苦境に立った時こそ真価が問われる。」

まさに実体験した一日だった。

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