2010年9月3日金曜日

ラインホルト・メスナーの単独行を読んでいて

あと2週間ちょっとで佐渡ヶ島一周を走ることになるが、今週末を塩屋から鶴橋まで六甲山を縦走し、来週末は京都一周トレイルランの66kで調整をすることにしている。まだ、足はサンダルに適応できていないが、大阪城を2周するぐらいなら問題なくなった。あとは距離を延ばして調整するのみ。

最近は山の関係の本ばかり読んでいるが、今読んでいるラインホルト・メスナーのナンガ・パルバート単独行を読んでいて、まさに今の自分の心境と合った言葉に出会った。

いつか読み返す日のためにここに書きとめておこう。

ウルズラという女性とベースキャンプ付近での会話というか問答の中での言葉。
たいていの人間は、自分の体で確かめてみるということに興味を示さない。純粋な生きる喜びを得るための苦労と意志力を進んで引き受けようという考え、この世のことを知ろうとして夢中になること、謎はただ気晴らしのために解くものだという精神、こういった考え方が彼らにはできないのである。いや、彼らには、すぐに使えるとか、すぐに役立つといった実際的な仕事でなければならないのだ。現実的な効果がない純粋な思考、純粋な苦労、純粋な知識欲というものに、たいていの人は興味を示さない。--------119ページ

ベースキャンプを後にする直前。
すべてのことをじっくり考えたいま出掛ける気になれた。なんの躊躇もなかった。もしもとか、しかしという気持ちもない。全身全霊で生き抜く覚悟ができた。それ以上は考えられない最上のやり方でやり遂げてみようと思った。この登攀がきわめて危険であること、自分の能力の限界すれすれまで行くことはわかっていた。その上に、数々の避けきれない危険もあった。それでもぼくは何ひとつ偶然にまかせる気にはなれなかったのである。--------137ページ

まだまだ続きがある。

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