前々日の徹夜で仕事をした疲れと前日も6時間程しか寝ていない中で、今日のレースをむかえてしまった。ここ数日は走る時間もとれず、わらじを編む時間もなかったので朝早く起きて、わらじを3足編んで1足は前から編んだのを調整して再利用。今回は雨が降りそうな感じだったので8足は必要だと思ったが、家を出発するまでに4足しか編めていなかった。頭がぼ~っとしてどうしようもなかったが、なぜかアドレナリンが出ている感じで、この状態でもできるんだと言い聞かせてやってやるぞという気持ちになった。
宿に着くまでに電車とバスに乗り継いできたが、空き時間でわらじを編もうとしたが、中途半端な時間しかなく、5時すぎに宿(みやま)についた。ついてすぐにここは以前泊まった宿と同じだと気づいた。宿の主人が同じだった。部屋に入ってからすぐにわらじを編み始めた。なんとか2足を編み終えて、夕食を食べたら19時をすぎていて、外に出たら雨が降っていた。作業する場所がなかったので玄関横の勝手口の軒下で、薄明かりの中、必死になってわらじを編んだ。編み終わったころには20時をすぎていた。あまりにも頭が痛くて、わらじ作りに集中しすぎたので、すぐにでも寝ないといけないと思ったが、すぐには寝付けなかったので、風呂に入ったほうが、疲れは取れるかもしれないと思い、風呂に入った。床についたのが21時前だった。記憶がないぐらいすぐに落ちたが、22時には周りの人たちが起きだしたので、一緒に起きてスタートの準備をした。
スタート地点の校庭は雨でぬかるんでいた。0時スタート。今回は先日からの雨で崩落があった影響でコース変更があったので、序盤はロードになっていた。最初の10キロほどはロードで雨は小雨だったが、わらじは10キロもってくれた。今回の作戦は第2エイド(65キロ)までは6足のわらじで第2エイドに2足あずけてあった。走り始めは頭が痛かったが、走っているうちに頭がクリアになってきた。身体が走りたがっているのがよくわかった。仕事が忙しく、ここ数日まともに走っていなかったので水を得た魚のように調子よく動いた。
10キロ~20キロの山道は雨がときおり降ってきていて右足のわらじが切れてしまい。5キロぐらいしかもたなかった。片方ずつ履き替えていたが履きかえると急に走りやすくなった。切れるところはかかとのうしろの乳の部分で急に切れて走れなくなった。20キロをすぎてから雨が強くなり、土砂降りの雨になった。身体が急激に冷えてきて頭もぼ~っとしてきた。ヤバイ!!この疲れで雨にぬれすぎたらどうしようもないと思った。わらじを履きかえるペースが早く、65キロを6足では足りなくなってきた。どうしようヤバイ。リタイアかと思ったが、ふと周りの草を見て、わらじがなくなったらそこの草を編めばいいのだと思いついて、ようやく落ち着きを取り戻した。雨が激しくなって走るのが難しくなってきた。歩き出したらさらに身体が冷えてきて耐えられない寒さになった。着替えをしたが、すぐにぬれてしまい。しかも半そでしかなかったのであまり寒さは変わらず、長袖があればなぁとおもったが、どうしようもなかった。モンベルの軽量のカッパも肌にビタっとついてしまい。もっとしっかりしたレインウェアを準備すべきだったと後悔した。寒さと雨に対して無防備すぎた。このまま雨に打たれすぎたら、昨日からの疲れで、倒れるのは目にみえている。リタイアする言い訳が頭をよぎり始めた。65キロまではわらじがもたないし、これ以上、雨に打たれたら自力でエイドまでたどりつけるかな。気持ちがだんだん折れてきて、走ろうという気がなくなってしまった。30キロのエイドについたら、たくさんのランナーが雨宿りしていた。すでに走る気力がなく、早く眠りたい気持ちでいっぱいだった。雨が止みそうになかったので、リタイアすることに決めた。いつのまにか意志が弱くなって、簡単にあきらめるようになってしまった。最初から雨が降ったら完走はできないかもしれないという晴れることを祈って走るのは、無理があった。この雨でもしっかりと走れるわらじを早急に作らなければいけないと強く思った。トレランには雨に対する対策ができなければ、出ないことに決めた。まだ、100キロを走るには早かった。当面は30キロ程度のレースに出て、わらじの開発に専念することにした。今の延長上では、いつまでたっても完走できない。
今回の疲れ具合
1.ほとんど走っていないので体は疲れていないが、ふくろはぎが次の日に張っていた。くだりをつま先をついて走っていたのが原因かな。
2.わらじを1日に7足編んだ。編むのに集中力を使いすぎて、準備の段階で疲れきってしまった。前日に準備するのは今後は避けよう。
3.わらじの乳の部分が早くちぎれたので、そこは別の素材のほうがいいかもしれない。あと、かかとが早くなくなった。
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