2008年4月22日火曜日

なぜ走るのか。

100kマラソンまであとわずか。

ゼッケンも届き、なんと70番。ラッキーナンバーだった。参加人数77人なのでこじんまりとした大会である。

出場者の顔ぶれと題したA4で5枚綴りの冊子もゼッケンといっしょに送られてきた。

内容はゼッケン番号と名前、住所、過去の完走回数、大会参加に際しての一言、が一人一人書いてあった。今回でこの大会は10回目だが、過去9回完走して、10回目エントリーしているツワモノもいたり、還暦を迎えた方や故障中の人までエントリーしている。

こうやって見ているとみなそれぞれ想いを秘めて参加しているのがよくわかる。

ふと自分を振り返るとそもそも何でこの大会にエントリーしたんだろうか?
おそらく死ぬほどの苦しみと痛みに襲われるのがわかっててなぜ走るのだろうか?

前回3月2日に人生で初めてフルマラソンに参加し、完走した。ただ走りきることだけを目標に最後は歩いているぐらいのスピードで走りきった。全身を痛みが襲い、足の指は圧迫されて水ぶくれになった。

あのとき思った。

もう走らないと。

それまで毎日走っていたのにフルマラソン完走後、1週間全く走らなかった。

走りきったという達成感と満足感に満たされて、走る気力がなくなった。

目標を無くした空虚感で毎日がむなしかった。

それまで40kなんて走ったことはなかったから、大会前は本当に走れるのだろうかと不安と緊張が頭にあった。 そしてもうひとつ、できるかできないか分からないことに挑戦する喜びとワクワク感だ。

無くしたものは自分にとって大きかった。


そんな時、100kマラソンのことをネットで知った。

鳥肌が立った。

こんなバカなことにチャレンジするやつがいるのかと(笑)。

明け方5時スタート(笑)。
12時間も走れるのか(笑)。

4時間でも死にかけていたのに半日も走れるのだろうか?

そんなことを思いながらもフツフツと沸き上がる感情を抑えきれなくなっていた。

おもしろい。やってやろうじゃかいか。フルマラソン完走後、フルマラソンは誰でも完走できるものだと感じていたのでやるなら次は100kだ。

あと2ヶ月しかないが、体を鍛え直そうと決意し、今日に至る。

時間もないし、普通の練習していてもあかんと思ったので、六甲山のきつい山道をかけ上がってる訳なんです。

今度の100kマラソンの大会参加に際しての一言でこんなコメントがあった。

「なぜ100kも苦労して走るのか自分でも理解できません。」

なぜ走るのか?走るのが好きだから走るわけではない。

僕も同じような感じでよくわからないというのが答えだろうか。

登山家がなぜ山に登るのかと聞かれて、「そこに山があるからだ。」と答えたいう話と似た感覚なのかもしれない。

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