2008年7月18日金曜日

屋久島4日目。

7時過ぎには目を覚まし、昨日買っておいたパンを食べた。8時過ぎに民宿ハッピーのおばちゃんが来た。しばらく話をしているとおばちゃんは大阪人だとわかった。見た感じは地元の人にしか見えなかった。いいおばちゃんだった。長く話しすぎていつの間にか、ダイビングの人が迎えに来た。おばちゃんにお別れをしてダイビングに向かった。

場所は一湊(いっさ)海水浴場だった。観光案内所のおばちゃんもここの海はきれいで魚もたくさんいると言っていたところだった。ダイビングは全くの未経験だったのでウェットスーツを着るのもわくわくしていた。
最初は顔つけてボンベで息がちゃんと吸えているか練習して、短い距離を泳いだりしていた。そして次第に、深いところに行き、ガイドに腕をつかまれながら潜水した。少ししたらボンベで呼吸することにも慣れて耳抜きもきっちりできたので海中を眺めるのに集中できた。

屋久島の海は凄かった。うぁ~めっちゃきれいやと叫びたくなるぐらいきれいで、今まで見たことのない色のカラフルな魚が悠然と泳いでいた。まるで熱帯魚屋さんの水槽で泳いでいるようだった。

「地球に生まれてよかった~。」と思った。ダイビングやってホンマ正解やったと感動した。こんな世界があるのかと震えた。

潜っている時間は30分だったが、あっという間に過ぎた。昼食をはさんで、2本目は場所を変えて上級者も潜るダイビングポイントに移動した。深いところでは水深10mを超えるところだ。ひょっとしたら海ガメが見れるかもしれないとガイドに言われ、興奮した。

2本目潜ってみると水深が深いのですぐに耳が痛くなった。やばいと思ったが、なかなかスムーズに耳抜きができない。一度潜ると水面に顔を出せないので必死にもがいて耳抜きをこころみたができない。耳はどんどん痛くなり、頭は割れそうだった。なんとか5分ほど水中で格闘して耳抜きができた。

水深が深いと世界が一変した。下の方から上の水面を見上げると真っ青な色をしていてジャック・マイヨールの「イルカと還る日」を思い出した。すんごいきれいだ。しばらく潜っているとなんと海ガメと遭遇した。うぉ~ラッキーと思って後ろを追いかけた。ウミガメは前足をかいてうまいこと泳ぐ。まるで海の中を飛んでいるようだった。全力で追いかけても結局捕まえることができず、触ることさえできなかった。

2本目はあっという間に終わった。しかし、体は疲れていた。30分というのは短いと思っていたが、体の疲労を考えるとちょうどいいのかもしれない。それ以上潜っていると自分でも気づかないうちに危険な状態になる恐れがある。

ダイビングを終えたので車で宮之浦に引き返した。清算をし、屋久島観光センターで自転車を借りた。1日800円だった。3日分借りるので2400円払った。これからの予定は永田に泊まってウミガメの産卵をいなか浜で見て、翌日は西部林道を自転車で通って、花山歩道を登って永田岳を登頂するつもりだ。とりあえず今から永田に向かう。といっても20kぐらいの距離なので2時間ぐらいでは着くのだが、大きなバックパックをかついでマウンテンバイクに乗るのはかなり疲れる。肩と腰にかなりの負担がかかる。

途中、大浦温泉に立ち寄って、温泉につかった。ただのさびれた銭湯のようなところで本当に温泉なのかと疑いたくなるような感じだった。

民宿やまちょんには17時過ぎにはついた。少し休憩して、18時30分ごろから夕食を食べた。料理はビックリするぐらい多くておいしかった。トビウオのから揚げにトンカツに小鉢がついてごはんに味噌汁、刺身があってポンカンのジュースも出て、デザートにはパッションフルーツもついていた。こんだけ食べて1泊2食で6000円は安いだろうと思った。(後日、民宿かつまるの主人が民宿やまちょんは海上保安庁の人が常宿しているぐらいの地元でも評判のよい民宿だと言っていた。しっかりとしたものを出すよと言っていた。)

腹もいっぱいになったので、部屋で少し休憩してから、近くのいなか浜で見れるという海がめの産卵を見に行くことにした。定員をはるかの上回る人が産卵を見に来ていたのでキャンセル待ちで産卵を見る順番を待っていた。その間、海がめの産卵のビデオを30分ぐらい見た。結局、見ることができたのは21時を過ぎてからだった。海がめの産卵はとても神秘的だった。お母さんガメが必死に呼吸して卵を産み落としている姿にこっちもがんばれ~と声をかけてあげたくなった。何匹も海がめが上陸してきたが、必ずしも産卵するとは限らない。人間の気配に敏感に感じて海に戻ってしまうこともあるらしい。ちょっとの光があると逃げてしまうという、海がめの保護活動も大変だなぁとしみじみ思った。ボランティアの皆さんいつも遅くまでご苦労様です。

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