2010年9月22日水曜日

佐渡ヶ島一周206kではなく212kのウルトラマラソン

前日の9/17日の金曜日から現地入りしてコース説明があった。どうやら道路が陥没して全面通行止めの地区があり、迂回路で山越えのルートを走らないといけないとのこと。6.6k長くなるとのことだったが、それぐらい長くなっても文句を言う人は誰もいなかった。当たり前か。ここに来る人は長く楽しく走ることが目的なのだから。夕食では佐渡ヶ島は海産物がおいしく、走る前なのにこんなに食べても大丈夫なのかというぐらい食べてしまった。トレーニングではやるべきことはやってきたのであとは走るだけだった。心残りと言えば、サンダルで走りはじめてから2ヶ月弱しか調整期間がなく、サンダルで走り慣れていないことだった。トレーニングで長い時間を履くことにしか練習時間をあてることができなかった。

午前6時スタートなので午前4時に起きた。前日は21時に寝たので睡眠は十分に取れた。午前5時から朝食を取り、出すものを出して準備万端。荷物は夜が冷えるかもしれないと思い、長袖のシャツを入れて、予備の半そでシャツも2枚入れた。これが、あとで裏目に出て、荷物が重くなった原因になった。

午前6時前に全体の集合写真を撮って、目覚まし時計が鳴ったのでスタートした。結構、適当なスタートだなと笑ってしまった。今回の戦い方は前半の100キロは無理をしないで足の裏が痛くならないように力を要れずに走ろうと思った。後半は行けるところまで行き、限界まできたら170キロ過ぎてからは力の限り走ろうと思った。

海岸沿いを走るのはとても爽快だった。浜辺のすぐそばまで金色の稲穂があり、そのバックに水平線が見える景色はとても懐かしく落ち着いた景色だった。トレイルランの山の景色も格別だけど、ロードの水平線を見ながら走るのも気持ちがいいものだと思った。また新たな楽しみが増えた。途中湧き水が出るところでパラリンピックの保科さんたちに抜かれた。そんなペースで走るのかと思い、さすがだなと思った。ベテランのランナーは違うなぁ。前半は無理をしないペースで走ろうと思っていたので誰に抜かれても気にせずにそのまま走った。基本的に一人旅のレースだと思った。

途中、急なつづら折の坂を登り、賽のかわらと呼ばれる霊場の前を走った。霊場と言うだけあってみた瞬間に背筋に悪寒が走った。石が積んである光景は異様な空間に感じた。しかし、そこに至る道は石だらけのところだったので足の裏がほどよく刺激され、足裏マッサージのごとく、足がほぐれた。こう言ってもおそらく誰も信用しないのだろうなと思う。これ以降、またスタートのときのように足が軽くなった。

第二エイドを通過して、今回のコース変更の地点に差し掛かった。トレイルの道かと思いきや、ただのアスファルトの登り坂だった。拍子抜け。少し張り切ってしまって損をした気分だった。頭を切り替えて、エイドでしっかり休んだのでここは楽しい山登りなので少し、スピードアップすることにした。登りは足に負担が少なく、スイスイと登れた。途中で同じ部屋の人を追い抜いて、さらにもう一人を追い抜いた。くだりに差し掛かるとやはり足にきてしまった。足にこない方法を懸命に探していたが、少し、前に体重をかけて膝を折って走ると楽になるような気がした。まだまだ下りの走り方を開発する必要はありそうだった。とのかく走れるところは無理をして走っておかないと夜半過ぎると一気にペースが落ちてしまうので昼間はできるだけ、しんどくても走った。

迂回路から45号線に戻ったとき、実際は13.6キロ走ったのに7キロぐらいしか距離表示では進んでいないことになっていたのでまだエイドを出て、7キロかとため息が出た。距離表示で93.5キロ地点の第三エイド(仮眠所)まで一気に走ろうと思い、そのままの淡々と走った。進んでも進んでも同じような集落が続き、同じような海岸を何度も通ったような気がしながら走っていた。やっとのことで両津港について街中を走っていたら、気分が良くなって猛ダッシュをしてしまった。しかし、進んでいくが、一向に次のエイドにたどり着かず、この道で本当にあっているのか不安になってきた。ようやく町外れの第三エイドに到着したときには午後6時40分ごろだった。

とりあえず腹が減って仕方がなかったが、エイドについて食事を見たら吐きそうだった。何でこのタイミングで焼肉のような脂っこい弁当なの?おかずはほとんど食べずにとん汁とごはんだけ食べた。少し、冷えてきたので汗をかいているウェアーとパンツを履き替えて、7時20分ごろにはエイドを出た。丁度、少し前に保科さんたちが先に出発していた。

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