2011年9月27日火曜日

ダブルフル村岡100キロ

9/23(金)が祝日だったこともあり、3連休での開催となったダブルフル村岡。前日からバスで現地入りしたが、村岡でなく、福岡ハチ北口で降りてしまったため、途方にくれた。村岡まで10キロ近くあるし、えびす屋という旅館までは4キロもあった。受付終了まで1時間もなかったので、大会本部に電話して、歩いていくので遅くなりそうだと伝えたら、本部の人がわざわざ迎えに来てくれた。本当に申し訳ございませんという気持ちでいっぱいだった。前夜祭終了後に旅館までのバスが迎えにくるから、歩いてきても旅館に帰れないからとのこと。昨年の氷ノ山のトレイルでハチ北口で下車して旅館に行った記憶があったため、受付会場を調べずにハチ北口までいけば、すぐだろうと思っていたが、ネットに出ている地図はだいぶ縮尺されていることに着いてから気がついた。
 前夜祭も終わり、前日からこの大会のために8足のわらじを編み続けたので背中が痛く、疲れがどっと出たのでその日はすぐに寝た。
 翌日、目が覚めたら疲れは取れていて、コンディションは最近では一番いい状態だった。3連休の3日目ということもあり、いつものレース前は身体のだるさが少しはあったが、この日はいつになくよかった。練習不足というのは否めないが、それでも前回のしまなみ海道100キロのときよりはわらじで走りこんでいたので、気力は充実していた。やってやるぞという気持ちがみなぎっていた。先々週と先週に六甲縦走路の半分をわらじで攻めていたので足腰は鍛えられていた。ただ、ロードでまったくトレーニングしていないため、ロードでの走りこみという部分ではできていなかった。
 5時のスタートともに一斉に走り出した。序盤なのでできるだけ消耗するのは避けようと思い、最近、トレーニングに取り入れ始めた数息観(すそくかん)をはじめた。最初の30分ほどは数を数えながら呼吸をしていたが、段々と数を数えるのを忘れ始めた。時計で時間を見ながら、ペース配分を考え始めたので余裕がなかったのだと思う。呼吸法についてはさらに鍛錬が必要だと思った。
 前半30キロぐらいまではキロ6分ペースでいい感じだった。中盤の山越えが控えていたこともあり、無理な走りをしなかったためだと思う。前回の反省からわらじの着脱を早くするため、結びを簡素化したこともあり、わらじの履き替えにかかる時間を5分に抑えることができた。さらに藁縄を1.5cmから1cmに変えたことにより、足の裏にかかる負担が軽減され、皮がめくれにくくなった。ただ、細くしたことによってわらじの乳の部分が切れやすくなり、わらじ全体の磨耗よりも先に切れることがあった。乳の部分の補強は必要だと思った。
 50キロを過ぎたころ、かかとの部分が痛くてしょうがなかった。原因は足袋のかかとの部分が擦り切れてなくなり、何の対策もしていなかったので素足でかかとを削りながら、小石を踏み抜いて出血して、その傷口に泥や小石が当たったためだ.激痛が走った。足の激痛は一瞬で身体に響くのでかなりビクついた。
 45キロ過ぎからこのレースの難関でもある10キロ近くの登りになった。この登りを味わってみたかったのもあったので登っているときがうれしかった。登りの傾斜としてはそれほど急でもなかったが、ずっと登りが続くため、ただ必死に一歩ずつ、歩を進めた。人生はこの坂を登るようなものだなぁとふっと思った。なんとも言えない我慢をしながら、それでも一歩ずつ前へ進んでいくしかないと。
 今回のレースでは、前回のしまなみ海道でゴール近くでいっしょだったおばちゃんにも再会したが、そのときはわからなかったが、後から思い出したり、氷ノ山でのわらじを知っているランナーの方と話したり、萩往還で100キロ近くで一緒に並走していたランナーの方とも再会できた。(最初気づかなかった・・・)
 50キロをすぎたころから足先のわらじのあたる部分が痛くなる感じがした。また、履き替えるわらじの出来によって、履き替えるたびに足首が痛かった。このあたり、わらじの製作工程の見直しが必要だと痛感した。今更ながら、常に一定の品質を保たないといけない。簡単に言うといつも同じ藁縄の長さで同じ回数編んで、同じ幅、同じ長さのわらじを作らないと実用的ではない。
 わらじの作り方もそうだが、それ以外にわらじで50キロ60キロの距離を走ることをトレーニングしていないので今後は距離を延ばしていくこともしていかないといけないとおもった。長時間履くことに慣れていない感じがした。
 70キロを過ぎたあたりから通常だったら、回復してペースアップできるはずが、今回はできなかった。原因はかかとの部分の激痛で思うように走れないことと登りよりも下りに対して対応が出来ていなことにあった。山の段差のある下りは最近、コツがつかめてきたが、ロードでの斜めの角度での緩やかな傾斜に対して、身体が反ってしまって体重が後ろに残ってしまっているのが分かった。なので中途半端に足首でブレーキをしてしまい、わらじを踏んでる足先が疲れた。わらじを履き替えたのと同時に足袋もかかとが穴が空いていたので履き替えたが、かえって足首を痛めた。原因は最初、26.0のサイズを26.5のものにかえたため、緩んだことによって痛める結果となった。脚絆を縛ることにもいえるが、ゆるくて自由度があるよりもある程度、しっかりと結んだほうが、疲れない。
 82キロ付近のエイドで7足目のわらじに履き替えたが、右足のわらじの指の間が異様に痛かった。ちょっと走ったが、痛くてこれ以上走れない。たまらず、右足だけ8足目に履き替えたら痛みは消えた。原因はわらじの編み方を間違えて編んでいたからだった。終盤にきてからの履き替えによるタイムロスはかなり痛かった。なんやかんやと10分ぐらいロスしたのではないかと思う。
 今回は左足が先にわらじが磨り減ることが多かったが、何が原因かまだ良く分かっていない。最終エイドで最後の8足目を左に履こうとしたが、これも痛くて履くことができず、作り方を間違えていた。事前に履いてあるいていれば、気づけた。
 ラスト9キロの山越えはきついと思ったが、登っていくうちにヒートアップし、下りに差し掛かってからはスパートすることができた。スパートするほうがかえって痛みは消えていた。
 後半、かかとの痛みでだいぶ失速したが、一応、エイドと履き替え以外では歩くことなく、のぼりも走り続けることができ、13時間30分ほどでゴールした。わらじで出場する以上、歩いたら意味がないじゃないかという意地だけがそこにあった。


今回の大会後の身体の痛み具合
1.階段を下るときに身体が張っていて下りられない。下るときの下り方が変な身体の使い方をしていたためだと思う。修正が必要。
2.左のかかとの怪我をかばうために左足がいつも以上に力んでいたため、左のわらじが早く消耗したのではないかと思う。
3.身体の右半分にひどい筋肉痛がある。これも左のかかとをかばって無理な走りをしたことによるダメージだと思う。
4.肩や首の凝りについては笠をかぶっていたため、ほとんど凝っていなかった。(やはり笠をかぶる効果は絶大)


 

2 件のコメント:

omura42 さんのコメント...

初めまして。
大村と申します。今年(2012年)村岡の88㌔に参加しようと考えているものです。
ブログを拝見して


<<<<肩や首の凝りについては笠をかぶっていたため、ほとんど凝っていなかった。(やはり笠をかぶる効果は絶大)>>

とありますが
笠とはどんなものですか?
なぜ効果があるのでしょうか?

よければ教えていただけませんか?
よければ自分も試してみたいと思います。

hidaka さんのコメント...

コメントありがとうございます。私の使っている笠は、
http://tsukamotoya.ocnk.net/product/21
になります。昔の旅支度の必須アイテムのひとつになります。なぜ肩が凝らないのか科学的な裏づけはありませんが、笠をかぶることで首周りの姿勢が一定に保たれるので、長い距離を走る際に違いになってあらわれるのではと考えています。荷物を持って走った後によく分かります。私はウルトラや荷物を担いでのトレランのときには必ずかぶるようにしています。(ちょっとはずかしいですが、痛いよりはマシです。)お試しあれ!

2018 UTMF

 レース前日に新富士駅まで新幹線で向かい、富士駅前のスーパーホテルで前泊した。新大阪駅あたりで頭にかぶる笠を忘れてしまったことに静岡駅でひかりからこだまに乗り換えるときに気づいた。新しく買い替えたばかりの笠だったので、ちょっとショックだった。  ホテルに着いたら、今回からの背負...