2014年6月14日土曜日

2014 飛騨高山ウルトラマラソン

前日に大阪から高山駅まで特急で移動、受付を済ませて、宿泊先であるシャレー中西に向かった。いつものことながら、宿をとるのが遅くなり、駅からバスで20分ぐらい(850円)のところしかなかった。夕食には飛騨牛ステーキも出てきて、豪華だったが、少し食べ過ぎた。夕方から雨が降ってきた。
 3時に起床。この宿は朝食が用意できないとのことで持参したおにぎりを食べた。結局、夜中は雨はやまなかった。今回は雨が降るのではと思って、わらじを5足持ってきていてよかった。 4時には宿からバスでスタート会場に向かった。スタートは4時45分と普段より早かった。スタート会場に着くと4時半になっていたので、急いでわらじに履き替えて、ゴール搬送の荷物を預けた。
 4時45分スタート。雨は上がっていたが、路面は濡れているような状態だった。走り始めてすぐ、両足のかかとが痛かった。どうもわらじの履き方が悪かったようだ。あまりに痛かったので、ひもを少しほどいて結び直した。 最初の10キロは平坦な道で、特に問題もなく走れた。20キロ手前のエイドで2足目のわらじに履き替えた。路面がかなり濡れていたので、消耗が早かった。作り方に問題があるのかもしれないが、指先の部分が早くすり減ってしまっていた。2足目のわらじは左足のわらじが少し小さかったので指が普段より余計にはみ出してしまい、痛くなった。その結果、人指し指の裏に水ぶくれができ、足裏にも水ぶくれができた。どうしようもないので、痛みを我慢しながら、走った。走りながら、どうしてこういう状態になっているのか、原因を考えていた。自分でわらじを編んでいるので、編み方のどこに問題があったのか、頭の中で整理ができた。20キロを過ぎると徐々に上りになるのだが、思ったより傾斜がなかったので、走って、スキー場まで上りきることができた。路面はまだ濡れていて途中に未舗装路もあったので、わらじの消耗が激しく、第2関門の36.9キロ地点のスキー場のエイドでわらじを履き替えた。わらじを履き替えるたびに計測チップを毎回、はずして付け替えないといけないので、履き替えるのに時間がかかった。このエイドではわらじを履き替えながら、白玉しるこを食べた。とてもうまかった。
 ここから8キロ下りが続く。わらじを履き替えたこともあり、快調に下ることができた。3足目のわらじは一番出来のいいわらじで、足の痛みがかなり軽減されていた。今回はわらじは6足編んで、いいものを5足持ってきていたのだが、その中でもこの3足目のわらじは6回編んだうちの5回目か6回目に編んだものだと思われる。どうしてかというと、何足も編んでいて、編むのに慣れてきて、5,6足目が最もいいものができたと思っていたからだった。下りのところから、路面が乾いてきていて、日差しも出てきて、気温も上がってきていた。 下りはノンストップで下って、そのままの勢いで第3関門の54.6キロ地点の丹生川支所に着いた。
 第3関門ではトマトシャーベットを食べた。味はトマトの味だけでちょっと微妙かな。もう少し、甘さが欲しい気がした。飛騨の駄菓子でゴマの丸っこいのは美味しかった。このエイドからちょっと進むと周回路に進む。周回路に入ってから、平坦な道にも関わらず、右足の膝に痛みが走り、走るのが難しくなった。原因を考えていて、左足の裏の水ぶくれで痛みをそらすために走り方がおかしくなったのでないかと思う。普段、足裏以外ではレース中に故障しなかったのに、膝が痛くて走れないのはショックだった。足の水ぶくれの痛みもあり、走る気持ちが切れてしまった。なんで今までやってきたのか、今までやってきたことがすべてどうでもよくなった。すべてを投げ出したいと思った。少なくともこの時点まで自己ベストを出そうと必死になって我慢していたが、膝の痛みで心が折れてしまったようだった。少し歩いていて、ちょうど上り坂に差し掛かっていたので、そのままゆっくり歩いた。心は少し落ち着いて、歩いてでもいいから今回はとにかく完走しようと気持ちになった。62キロの過ぎのエイドで4足目にわらじを履き替えた。履き替えたわらじも当たりだった。その途端に足裏の痛みが軽減された。なぜだろうと原因を考えたら、わらじがすり減った状態で走っていると足に痛みがくることが分かった。なるほどだからいつも普段の練習の時でも20キロを超えたあたりで足裏が痛くなるのかとやっとわかった。すり減り過ぎたわらじは足が痛くなるのだ。上り坂を歩いて上りきり、下りに差し掛かって、少しずつ走り始めた。膝は痛かったが、徐々に足を動かしているうちに痛みが消えてきた。それと同時に気持ちがハイの状態になって、気持ちよくなってきたので、足裏の痛みも以前ほど感じなかった。よし行けるところまで行ってやろう。このときは天気もよかったこともあり、わらじの減りも少なかったので、第4関門までの平坦な道を淡々と走った。
 82キロ過ぎの第4関門に到着し、5足目のわらじに履き替えた。エイドを出てすぐに足が痛かった。特に右足が痛かった。理由はわらじの出来が悪かったと思われる。正直、脱ぎたいのを我慢しながら、千光寺までの道を走った。千光寺に続く急激な上りを見た瞬間、絶句してしまった。84キロを過ぎて、この傾斜の坂を上るのかと。足が痛いのでもちろん歩いて上ったが、歩いて上るのもきつかった。なんとか境内に到着。後は下りから一気にゴールまで向かう。徐々に雲行きも怪しくなり、雨がふり始めた。残り12キロを切っているので、なんとかわらじは持ちそうだった。 足が痛いので、下りは同じペースで走った。上りで歩いていたので、足の筋肉は疲れてはいなかった。残り8キロ付近のエイドを超えたぐらいから、体力に余裕もあったので、ラストスパートした。足の痛みはアドレナリンが出まくっている影響なのか、一時的にあまりなかった。もうあと少しでゴールなのだ。早くゴールに着きたい一心で走った。前を走るランナーをたくさん追い抜き、雨がさらに降っていたが、わらじは大丈夫だった。最後まで走りきった。タイムは13時間35分20秒。かなり不完全燃焼のレースだった。ただ、雨のコンディションで100キロを完走できたのは初めてだった。少なくとも5足あれば、雨でも完走できることがわかった。

今回の故障箇所
1.左足裏の水ぶくれ500円程の大きさ
2.左足の親指の付け根に水ぶくれ
3.左の人差し指の裏先の水ぶくれ
4.右の人差し指、中指、薬指の第2関節の部分の水ぶくれ
5.右ひざの内側の筋
6.右足の足首
7.左の太ももの張り
8.2日後に両足裏にパンパンにむくみがある



 

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